頑張って糖質制限(糖質制限ダイエット)をしているのに痩せないのはなぜでしょうか?
なかには糖質制限をしているのになんだか太ってしまった…という方もいらっしゃるようですが、糖質制限しても痩せない&太るのにはちゃんとした理由があるんです。
そこで本ページでは、糖質制限ダイエットをしているのに痩せない&太る理由と対策方法をご紹介。
結果が出なくて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
糖質制限で痩せない&太る理由
糖質制限で痩せない、または太る理由は何でしょうか?
一生懸命取り組んでいるのに効果が出ないのは辛いですよね。まずはひとつずつ考えられる原因を探っていきましょう。
正しい糖質制限ができていない
糖質制限ダイエットをしているのに痩せない理由として、正しく実践できていない可能性があります。
勘違いや知識不足により、隠れた糖質を摂取しているという可能性はないでしょうか?
糖質制限ダイエットでは、口にするものひとつひとつの糖質を意識することがとても大切。
例えばカボチャやゴボウなどの根菜類やカレー・シチューのルーなどは、糖質が多く含まれています。それに気づかずに意識せず食べてしまっていては、糖質過多気味になってしまう可能性も。
またドレッシング、ソース、タレにも糖質が多く含まれているもの少なくありませんから、摂取するときには注意が必要になります。
- ケチャップ
- みりん
- コチュジャン
- カレールー
- シチュールー
- 寿司酢
- お好み焼きソース
- 中濃ソース
- スイートチリソース
- オイスターソース
- 焼肉のタレ
意外と多いのが飲み物の糖質を気にしていないケース。
食べ物はしっかりと糖質に注意しているのに、甘いカフェラテや砂糖入りのソーダなどを気にせず摂取していた…という方もいらっしゃるので、ぜひ口にする全てものの糖質を気にするようにしてみてください。

食べ過ぎている
糖質の量は意識しているものの、全体的な食事量としては適正量を大きく超えているという場合も痩せない理由のひとつとなります。
糖質制限ですから糖質量はもちろん大事なのですが、必要カロリーを大幅に超えて摂取していては、痩せるどころか太ってしまうということが起きても不思議ではありません。
糖質制限ダイエットは食事量を厳しく制限しなくて良いというメリットはありますが、どんな健康法・ダイエットであっても摂り過ぎはNGですから、一度食事量も見直してみましょう。
タンパク質が不足している
食事内容を気にするあまり、タンパク質の摂取量が少なくなっていることは考えられませんか?
タンパク質が不足すると、筋肉が減ってしまって基礎代謝が落ちるなど、痩せにくい体質になってしまいます。これは理想的な身体の維持において大問題。
長期的なタンパク質不足はリバウンドの原因にもなりますから、ぜひ意識してタンパク質を摂取するようにしましょう。
- 肉類
- 魚類
- 豆類
- 卵
- チーズ
実施期間が短すぎる
効果が出ないとなかなか続けられない…という方も多いと思いますが、1~2週間であればまだ効果が実感できなくても不思議ではありません。
糖質制限ダイエットは比較的効果が出るのが早いと言われていますが、それでも効果が出るまである程度時間がかかりますし、実感できる期間には個人差があります。
糖質制限は数日でガクンと体重を減らすというものではないので、長く食生活のなかに取り入れるつもりで実施していきましょう。
目安として3~6ヶ月は続けるというイメージを持つことをおすすめします。
便秘になっている
便秘はダイエットの大敵と言われています。
糖質制限中は気をつけていないと食物繊維や水分が不足してしまう場合もあるので、それによって便秘になる方もいらっしゃいます。
意識的に、水分の摂取と食物繊維が豊富な野菜類、海藻類、きのこ類などを摂るようにしてみましょう。
また油分の不足も便秘の原因とされていますから、適度に良質なオイル(オリーブオイルやえごま油、ココナッツオイルなど)を摂取するようにしてくださいね。
ストレス過多になっている
ストレスが溜まってイライラし、暴飲暴食をしてしまうという経験はありませんか?
またストレス過多は、ホルモンバランスの関係で脂肪を蓄えてしまうという声も…。
糖質制限ダイエットそのものに強いストレスを感じている、またはその他の部分でストレスが溜まっているのであれば、まずストレス解消を考えることも重要です。
糖質制限ダイエットは食事量の厳しい制限がないことから、他のダイエット法よりストレスが少ないと言われていますが、ごはんなど主食が大好きな方や甘いものがやめられない方はストレスを感じるかもしれません。
例えば毎食ごはんを抜くのではなく、茶碗半分を摂って他のおかずで糖質量を調整したり、低糖質なスイーツを取り入れたりするのはおすすめ。
またそんなに簡単ではないと思いますが、食事以外でストレス発散できる方法を見つけるのも良いでしょう。
ぜひ自分なりのストレス解消法を探してみてくださいね。
「チートデイ」を乱用している
ダイエットの停滞期を抜けるための方法に「チートデイ」という考え方があります。
チートデイというのは、短期的に食事制限を解除する日のこと。もちろんきちんとルールを守って実施する必要があるのですが、中には「チートデイ」を設け過ぎている方がいらっしゃるようです。
せっかく積み上げてきた努力もチートデイを乱用すれば無意味なものとなってしまいます。
チートデイは「ご褒美の日」ではないとしっかり認識し、糖質制限ダイエット中のご褒美はなるべく食事以外の形でとりましょう。
糖質制限で痩せない&太るときの対策
糖質制限で痩せない理由や太る原因を探ったら、今度はその対策を実践してくことが大切です。
正しいやり方で実践することで期待している効果を得られるようになる可能性大。ぜひひとつずつ確認して実践してみてくださいね。
食べ物の糖質を正しく理解する
食べ物の糖質を正しく理解することは糖質制限を行う上で必要不可欠。
食べ物だけでなく、ドリンクや調味料の糖質量にも気をつけつつ、食べるものを正しく判断することが重要となってきます。
食材の成分表示はもちろん、アプリなどでも簡単に食べ物の糖質量は求められますので、そういったものをどんどん活用していきましょう。
慣れてくると「これは糖質が多そう」「これならある程度食べてもOK」という正しい判断ができるようになるはず。
またコンビニエンスストアや外食先でも、どんな食べ物を選んでいいかがわかってくと思うので、糖質制限ダイエットもやりやすくなることでしょう。
継続する
糖質制限ダイエットは、ダイエット法のなかでも効果が出やすいと言われていますが、それでもある程度の期間行わないとなかなか効果を実感できません。
1~2週間で諦めず、とりあえず1ヶ月ほど、長い目で見て3~6ヶ月は頑張ってみるのがおすすめです。
糖質過多は体型だけでなく健康被害も心配です。短期的に実践するのではなく、今後続けていく食生活として捉えるのが良いのではないでしょうか。
食べ過ぎに注意する
糖質量を守っていても度を超えるほどの食べすぎは厳禁。
糖質制限ダイエットは、カロリー制限のダイエットと比較すると量を食べられるとされていますが、常識の範囲を超えての食べ過ぎはどうしても太る原因となってしまいます。
糖質の摂取量を制限しつつ、タンパク質をしっかりと補給することを意識し、食事量は適切な範囲にとどめましょう。
食事量に迷った場合は、定食屋(大盛り店はNG)の1食を目安にするのが良いかもしれません。もちろん体型や体質によって最適な食事量は異なりますが、定食屋の1食のごはんを小鉢に替えるイメージです。
例えば、ご飯、みそ汁、漬物、煮物の小鉢、キャベツがついた豚生姜焼き定食だったら、ご飯をほうれん草のお浸しや冷奴などの小鉢にチェンジするような感じです。
おかずの量がたっぷりあるのであれば、注文時にご飯の量を半分にしてもらうのもあり。
最近では、少なめご飯を選ぶといくらか値引きしてくれるお店や、おかずの単品注文ができるお店、ごはんを豆腐にチェンジしてくれるお店など、糖質制限がしやすいお店も増えているので、そういったお店を探してみるのもおすすめです。
食事の質に注意する
糖質制限ダイエット中は、どうしても糖質の量にばかり注目しがちですが、タンパク質や食物繊維、適度な脂質の摂取も大切です。
筋力の低下による基礎代謝の低下は、痩せにくい身体になってしまうと言われています。
もちろん良質なタンパク質をしっかりと摂取して適度な運動(トレーニング)ができればベストですが、なかなか難しい場合でもタンパク質の不足はNG。
また、水分をしっかりとることで便秘の予防もしておきましょう。
糖質を完全に排除しない
糖質制限中とはいえ、糖質を完全に排除する必要はありません。
もちろん糖質の摂取量を減らすほど結果が出やすいかもしれませんが、それだとストレスが溜まりやすくなってしまいますし、そもそも糖質を完全排除するのは危険です。
糖質摂取量の目安を守りつつ、ストレスを溜めずに実践していくのがおすすめです。
糖質の少ないデザートやパン、麺なども市販されていますから、そういった便利な商品をうまく活用して、続やすい形を模索してみてください。
桑茶・菊芋など糖質ケアアイテムの活用もおすすめ
糖質制限中でも痩せない原因や太ってしまう理由というのはいくつかあります。
中には完璧に実践していくというのが難しい場面もありますよね。
そんなときは桑茶や菊芋といった、糖の吸収を抑えてくれる素材を利用するのもおすすめです。
サプリやお茶などは比較的手軽に摂取できますから、ぜひ活用してみてください。糖質ケアアイテムにも頼りつつ無理なく糖質制限を行っていきましょう。
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