「えごま茶(えごま茶葉)」ご存知ですか?
最近人気が出てきている「えごま茶」、含まれている栄養素と期待される効果・効能についてご紹介します。
気になる味や副作用についてもまとめてみたので参考にしてくださいね。
えごま茶(えごま葉茶)とは?
えごま茶(えごま葉茶)とは、シソ科の植物である“えごま”の葉を使用して作られているお茶です。
えごまは栄養豊富で健康面から見ても注目の食材。美容大国と呼ばれる韓国でも、料理に広く使用される素材です。
えごまと聞いてもいまひとつ味などは想像できないかもしれませんが、えごま茶はシソ科を連想させるようなさっぱりとした味わいが特徴的。
人によっては薬草のような風味を感じるかもしれませんが、比較的爽やかな味となっています。
ちなみに、他の素材を加えていないえごま葉100%のえごま茶はノンカフェインなので、就寝前などにも気にせず飲むことができます。
お子様や妊婦さんはカフェインが心配かもしれませんが、多くのえごま茶はノンカフェインなので安心してお召し上がりいただけるでしょう(ブレンドティーの場合は確認しましょう)。
えごま茶の栄養&期待される効果効能
えごま茶はその豊富な栄養素から健康・美容などの面において嬉しい効果が期待できます。
では実際どのような効能が期待出来るのか、ひとつひとつチェックしていきましょう。
カルシウム
えごま茶に含まれる栄養素のひとつに、カルシウムがあります。
カルシウムには骨や歯を強くしてくれる効果が期待できる栄養素。
それだけではなく、カルシウムには精神の興奮を抑える作用が期待できることから、イライラやストレスの軽減にも役立ってくれるでしょう。
鉄
貧血予防に効果的だと言われる鉄もえごま茶に含まれる栄養素です。
日頃から貧血気味でだるさや疲れやすさを感じているという人もいるのではないでしょうか。
鉄は体内で吸収されにくいものでもありますが、ビタミンCを含んでいる食材と一緒に摂取すると吸収率があがると言われています。
そのため食事の際にえごま茶を飲むのもおすすめです。
αリノレン酸
αリノレン酸は、不飽和脂肪酸と呼ばれるもののひとつになります。
魚などに含まれていることの多い成分なのですが、このαリノレン酸は体内で合成できないため食べ物から摂取する必要があります。
効果としてはLDLコレステロールや血圧を下げることが期待できるほか、アレルギーを抑制する抗アレルギー作用も期待できます。
β-カロチン
えごま茶に含まれているβ-カロチンは、ビタミンAに変換されることにより、皮膚や粘膜の調子を整えるのに役立ちます。
細胞の活動を助けてくれるほか、抗酸化作用や免疫力のアップも期待できるので常日頃からの健康維持にはもってこいと言えるでしょう。
ロスマリン酸
ポリフェノールの1種であるロスマリン酸はシソ科の植物によく含まれており、えごまも例外ではありません。
血糖値の上昇を抑制する効果が期待できることから、自身の血糖値が気になる方などは食事の際の習慣としてえごま茶を取り入れることもおすすめでしょう。
ロスマリン酸にはその他に脳の認知機能の向上なども期待できます。
ルテオリン
ロスマリン酸と同じくポリフェノールの仲間であるルテオリン。
抗酸化作用が期待できるため、健康だけでなく美容のためにえごま茶を飲むのもおすすめです。
抗アレルギー作用や抗ガン作用も期待できるため、健康面に不安を抱える方も試してみてもいいかもしれませんね。
ビタミン群
えごま茶にはビタミンCやビタミンEなどのビタミン群も含まれています。
ビタミン群には抗酸化作用が期待されるため、美肌を目指したアンチエイジングとして摂取するのもよいでしょう。
その他冷え性の改善や動脈硬化の予防などもビタミン群に期待できる効果となっています。
えごま茶の副作用は?飲み過ぎはダメ?
えごま茶には特別注意すべき副作用などはありません。
しかしどんな素材であってもアレルギーには注意するようにしてください。
体質・体調によってアレルギー反応が出る可能性がありますので、最初は少量から様子を見るのがおすすめ。
また、飲む際には適量を心掛けるようにしましょう。
栄養豊富なえごま茶ですが、一度に多く摂取すればするほど良いというものではありません。
毎日適量を摂取し、バランスよく栄養素を摂れるようにしましょう。
えごま葉パウダーもおすすめ!
ご紹介してきたようにさまざまな効果が期待できるえごま茶ですが、継続して飲むのであれば粉末タイプの「えごま葉パウダー」もおすすめです。
茶葉(えごま茶)とえごま葉パウダーは一体どのように違うのか?という話ですが、パウダーであれば茶葉と違って捨てる部分がありません。
素材を丸ごと粉末にしている点はパウダーの魅力。えごま葉パウダーも水やお湯に溶かして飲むことができるので、えごまの葉に含まれている食物繊維などの栄養素を丸ごと摂取することができるのです。
お茶というより青汁のような感覚で、健康習慣として1杯。えごま茶を検討している人は選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
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