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有効成分DNJ、Q3MG

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島根県産業技術センターと島根大学医学部の研究グループは、島根県の農業生産法人 有限会社 桜江町桑茶生産組合が栽培している桑葉から、新成分「Q3MG」を発見しました。

農業法人㈲桜江町桑茶生産組合は、島根県山間地帯の桜江町で桑の研究、栽培と開発を開始し十年が経過しました。この間、県及び島根大学等との連携を強化しながら有機桑を活用した健康食品の開発に努めてまいりました。その結果二〇〇八年度には島根大学医学部と島根県との産学官共同研究により桑葉に抗動脈硬化作用のある抗酸化物質「Q3MG」の存在を学会で発表させて頂きました。Q3MG(クエルセチンマロニグルコシド)とは、フラボノイドの一種で、お湯でも抽出しやすく健康食品としての機能性や、劣化を防ぐ加工方法など、安全性を含め予てから研究を進めてきた成分です。桜江町産桑に特に豊富に含まれている事が分かり抗メタボリックシンドローム素材としても研究を行っています。
このQ3MGには驚くべき機能がたくさん隠されていたのです。

Q3MGは市販されているいくつかの桑茶製品について、含有量を測定したところ、桜江町産の桑茶に特に豊富に含まれることが分かっています。

これからも私たちは「Q3MG」を科学的に抽出するだけでなく、国内産にこだわり島根県の気候にあった桑の開発や「Q3MG」「1-デオキシノジリマイシン」等を含む桑の栽培と研究を継続し、今まで以上に良質な桑の葉作りを行っていきます。㈲桜江町桑茶生産組合は、昔ながらの製法を守り安全・安心だけでなく、おいしく健やかな体に優しい商品開発に一層努力してまいります。

Q3MGに期待される効果

Q3MGはLDLの酸化を抑え動脈硬化の原因の一つである悪玉コレステロール(酸化LDL)が作られるのを抑えます。Q3MGはフラボノイドの一種で、研究グループは、抗動脈硬化作用を確認するための動物実験も実施しており、血中LDL コレステロールの低下、大動脈の動脈硬化巣面積の縮小など桑の葉の効能について研究を進めています。

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まず、上図をご覧ください(クリックすると拡大表示されます)。Q3MGの機能性〜抗酸化についての研究結果です。ここでは抗動脈硬化作用について調べています。

一番左のものは高脂肪食を与えたマウスの血管です。赤い所が動脈硬化を起こしている場所です。全体の5.9%に動脈硬化巣があらわれました。真ん中の図は高脂肪食にQ3MGの抽出物を混ぜたえさを与えたものです。動脈効果の発生率を2.8に抑えております。そして一番右のものが桑葉をエサにまぜたもの。

この図でわかる通り対照元の高脂肪食のみを食べたマウスに比べQ3MGを与えたマウスと桑の葉を与えたマウスの血管は動脈硬化を起こした面積が小さくなっています

注目すべきは、Q3MG単体で与えるよりも桑葉がまざったエサを食べたマウスの発症リスクがへっていることです。桑葉に含まれるミネラル類などの天然成分や、桑特有の成分「1-デオキシノジリマシシン」(DNJ)とQ3MGの相乗効果も期待しています。

また、Q3MGはDNJと別のメカニズムで血糖値を下げる事が分かってきました。下図は体内に入った糖類の流れをしめしたものです。DNJは食事中の糖分を吸収阻害する事で食後の血糖値を抑える働きが確認されていますがQ3MGは肝臓のストレスを改善し、吸収された糖分を筋肉のエネルギー消費等に利用し血糖値を下げる働きが研究されています。

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今後も研究を続けてまいります。


今後も島根県・島根大学医学部との共同研究を進め「Q3MG」の機能性を活かした商品作りを努力していきます。

産学官の共同研究内容のリンク
こちらから「島根県」のホームページへリンクします


島根県産業技術センターHP
LDL 抗酸化活性に基づいて分離された桑(Morus alba L.) 葉中の抗酸化フラボノール配糖体 (548KB)


島根県産業技術センターの共同研究論文
抗動化活性およびポリフェノール化合物の安定性についての共同研究


健康メディアリンク
http://www.kenko-media.com/food_devlp/skpdf/1311-sgk-01.pdf


島根県産業技術センター論文発表リンク
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/syoko/kikan/shimane_iit/kenkyuhoukoku/


その他、研究の成果は学会発表や論文で確認することができます。「Q3MG」で検索ください。