人気の健康茶「ルイボスティー」。今では知名度も高く人気の健康茶なので愛飲している方も少なくないと思いますが、「飲んでみたいけれどどんな味がするの?」「妊娠中でも飲めるの?」「副作用はあるの?」など気になっている方も多いようです。
ルイボスティーは爽やかな味わいで、ノンカフェインの誰でもお召し上がりいただける健康茶。しかも強力な抗酸化作用を持つポリフェノールも豊富です。
特に女性にとって嬉しい効果も期待できますし、妊娠中の方にもおすすめ。ホットでも冷たくしても美味しいのも魅力です。
この記事では、ルイボスティーに期待できる効果・効能や気になる副作用、また美味しいアレンジレシピなどをご紹介していきます。
ルイボスティーの選び方
現在ではさまざまなメーカーからルイボスティーが出ていますから、どの商品がいいのか迷ってしまうという声も少なくありません。
選ぶ基準となるのは「値段」「品質」「味わい」。
安価な商品もありますが、そういった商品は大量生産できる大手メーカーが多い傾向。少しでも安く…という方は、そういった商品を試してみると良いでしょう。
一方、品質も重視したいという方は、厳しい水準をクリアした証「有機JASマーク」をチェックしましょう。農薬・化学肥料に頼らず生産されたルイボスティーなら、毎日安心して飲めます。
クセのない飲みやすいルイボスティーが好みという方もいれば、独特の香ばしさや心地良い渋みなど程よくクセのあるルイボスティーが好みという方もいらっしゃるはず。いくつか飲み比べて、一番「美味しい」「飲みやすい」と感じる商品を見つけてください!
飲む頻度と自分らしいこだわりで、飲んで心から美味しくリラックスできるルイボスティーを見つけてくださいね。
ルイボスティーはどんなお茶?
ルイボスティーとは、南アフリカのセダルバーグ山脈で採れる「ルイボス」というマメ科アスパラトゥス属の植物から作られるお茶。
すでに日本ではよく知られているルイボスティーですが、実は南アフリカでしか生育しないとても貴重な植物なんです。
ちなみにルイボスは、南アフリカの昼と夜の気温差が30度以上の過酷な地域で育つため、ミネラルやポリフェノールが多く含まれています。
昔の先住民たちには、「不老長寿のお茶」「奇跡のお茶」とも呼ばれ、今のように嗜好品としてではなく、治療目的として飲まれていたんだそう。
さらにノンカフェイン&ノンカロリーなので、小さなお子様、妊娠中の人、ダイエット中の人にもおすすめです。
ルイボスティーに期待される効果・効能
昔は治療目的として飲まれていたルイボスティーですが、実際どのような効果・効能があるのか気になりますよね。
ルイボスティーには、リラックス効果、美肌効果、むくみ・便秘改善、アレルギー症状の緩和、白髪対策など女性にとってうれしい効果があるとされているんです。
具体的にどのような効果、効能があるのか、理由も含めて見ていきましょう。
リラックス効果
「なかなか寝付けない…」「夜中に何回も起きてしまう…」ということはありませんか?
そんなとき、ルイボスティーはおすすめ。
ルイボスティーに含まれているマグネシウムには、神経の興奮を抑えて精神を安定させる効果が期待できるとされているんです。
人は体を温めると、深くて質の良い睡眠をとりやすくなります。温かいルイボスティーは、体をポカポカと温めてくれる効果があるため、睡眠前の一杯にはピッタリ。
寝る1時間前を目安に飲むと、より気持ちの良い睡眠に入りやすくなるとされています。
もちろん日中のリラックスタイムにもおすすめ。仕事の合間のドリンクにも、ルイボスティーはおすすめです。
美肌&新陳代謝UP
活性酸素とは、呼吸して体内に取り入れた酸素の一部で、体の免疫力を高めるのに重要な役割を担っています。
しかしストレス、酸化した食品、食品添加物、タバコ、紫外線、ウイルス感染などが原因で活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子を傷つけてしまう恐れが。
ルイボスティーには「スーパーオキシドジムターゼ(SOD酵素)」という抗酸化物質が含まれています。
この抗酸化物質には、活性酸素の増えすぎによるシミ、しわ、たるみの促進を抑えたり、新陳代謝を促進したりする効果が期待されているのです。
マグネシウムやカリウムなどのミネラル類、ビタミンCなど美肌づくりに欠かせない成分が含まれている点も、ルイボスティーの人気の秘密と言えるでしょう。
むくみ改善
むくみに悩んでいる方、いらっしゃいますよね?
ルイボスティーには利尿作用を促すカリウムが含まれています。カリウムはむくみケアの代表的な成分で、余分なナトリウムを尿として排出することによって、むくみ改善に働きかけてくれるのです。
さらに毛細血管の働きを促進するルチンも含まれていて、この成分が血行を促進、むくみ改善に役立つとされています。
抗アレルギー
ルイボスティーに含まれているフラボノイドは、アレルギーによる症状の緩和が期待できるとされています。
またルイボスティーに含まれる「スーパーオキシドジムターゼ(SOD酵素)」も、抗酸化作用や抗ヒスタミン作用があるため、アレルギー症状の緩和に役立つとされているのです。
便秘対策
普段から便が硬めでなかなかスッキリ感が得られないという方には、ルイボスティーがおすすめです。
ルイボスティーには、ミネラルのひとつであるマグネシウムが含まれます。このマグネシウムは腸の中で水分を集め、硬くなった便を柔らかくする効果があると言われているのです。
便秘薬ではありませんから、1杯飲んだらたちまち…というわけにはいかないと思いますが、ルイボスティーを習慣化することにより理想的な便通に近づいてくるのではないでしょうか。
実際に、ルイボスティーを飲み始めたから便秘が解消したという方も多いんですよ。
ルイボスティーはどんな味?美味しい?不味い?
ルイボスティーには、発酵させた「レッドルイボスティー」と発酵させていない少し高価な「グリーンルイボスティー」の2種類あります。
一般的に知られているのは、鮮やかな赤色のレッドルイボスティー。手頃な価格で飲用に広く親しまれており、独特の香りで味わいも濃厚です。
一方、発酵させていないグリーンルイボスティーは、さっぱりとした風味でクセの少ない味わいです。
ただグリーンルイボスティーは、特殊製法によってルイボスの葉を発酵させないように加工するため、価格が高くなりがち。
レッドルイボスティーに比べて、グリーンルイボスティーには抗酸化作用「フラボノイド」が多く含まれているのが特徴です。
手に入れやすいレッドルイボスティーは、毎日のお茶としておすすめ。香りや味は独特ですが、それがクセになるといった声も多く、特に女性ファンは非常に多いので、美肌効果やむくみ解消効果を狙って取り入れてみるのもおすすめです。
ルイボスティーの副作用について
ルイボスティーを飲むことによって、副作用が起きるということは基本的にありません。
ただルイボスティーはミネラルを多く含んでいるので、飲みすぎると利尿作用でトイレが近くなったり、下痢を起こしたりする可能性も。
心配な方は、少量から飲み始めてみて、体調と相談しながら量を増やしてはいかがでしょうか。
といってもコーヒーのようにカフェインが含まれているわけではないので、過度に心配する必要はないかもしれません。
ルイボスティーをおすすめしたい人はこんな人!
以上を踏まえてルイボスティーをおすすめしたい人は次のような人です。
- ノンカフェインのお茶を探している人
- 苦味や渋みが得意ではない人
- リラックスタイムにお茶を飲みたい人
- 美肌を目指している人
- むくみに悩んでいる人
- よく眠れていないと感じる人
- ダイエット中の人
- アレルギー症状に悩んでいる人
- お茶で栄養成分を補給したい人
お子様や男性、年配の人はもちろんですが、特に女性にとってうれしい効果やメリットが期待できておすすめです!
ルイボスティーの飲み方&美味しいアレンジ方法
ルイボスティーはどうやって飲むのか、美味しい飲み方があるのか、気になりますよね。
ルイボスティーの基本的な飲み方と、アレンジ方法をいくつか紹介していきます。
基本的な飲み方
ルイボスティーは、最大限かつ効果的にミネラルが摂れる“煮出し”がおすすめ。
水出しよりも煮出しのほうが、抗酸化作用のある「フラボノイド」というポリフェノールを抽出しやすいんです。
お水やお湯を注ぐだけでは、なかなかフラボノイドを抽出できないため、せっかく効果的に飲むなら煮出して飲みましょう。
- ルイボスティー茶葉を5g用意
- 1リットルの水を火にかけて沸かす
- お湯が沸騰したら、ルイボスティー茶葉を入れる
- 10分程度煮出す(最低5分以上は煮出すと効果的)
- 火を止めて茶葉を取り出したら完成
基本的にルイボスティーは煮出して飲むのがおすすめですが、商品によっては水出し用のものもあります。
水出しの場合は、水道水でも構いませんが軟水のミネラルウォーターを使用するのがおすすめです。
軟水は硬水に比べて、お茶の香りと旨味を上手に引き出しやすいため、軟水のミネラルウォーターを使用しましょう。
- 水1リットルを沸騰させる
- 清潔な容器に沸かしたお湯とルイボスティー茶葉5gを入れる
- 冷蔵庫で冷やす
- 10分程度煮出す(最低5分以上は煮出すと効果的)
- 火を止めて茶葉を取り出したら完成
美味しいアレンジ方法
次にルイボスティーをもっと美味しくお飲みいただけるアレンジレシピをご紹介します。
ちなみにルイボスティーの茶葉は、5分以上に出すのが良いとされているので試してみてくださいね。
ルイボスミルクティー
ルイボスミルクティーは、ストレートで飲むよりもまろやかな甘みが出ていつもと違った味わいを楽しむことができます。
- 少なめの水を火にかけて沸騰させる
- お湯が沸騰したらルイボスティー茶葉を入れる
- お好みの量の牛乳を加えてさらに加熱する
- 茶葉を取り出したら完成(お好みで蜂蜜などを加えても)
クワココくん
生姜ルイボスティー
生姜は冷え対策におすすめの食べ物です!
夏のエアコンや冬の寒さで冷えた体を温めてくれる効果があります。
そんな生姜ですが、実はルイボスティーとの相性が良いんです。
- 生姜を適量、薄くスライスする
- 1リットルの水を火にかけて沸かす
- 沸騰したらルイボスティー茶葉と生姜を入れる
- 10分ほど煮出す
- 火を止めて茶葉を取り出したら完成
どちらも簡単にできるレシピなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
高品質なルイボスティーで健康ケアを!
今回は、ルイボスティーとはどんなものなのか、得られる効果や美味しい飲み方をご紹介しました。
ルイボスティーは、世界で南アフリカでしか育たない貴重な茶葉。ミネラルが豊富に含まれており、健康にとても良いとされている人気のお茶です。
またルイボスティーは、カフェインレスでほんのり甘く、お子様からお年寄りまで誰でもお飲みいただけます。
リラックスタイムに、ティータイムに、ぜひ美味しいルイボスティーをお試しください。