健康的な体を維持するため、できるだけ体温を上げておくことはとても大切だと言われています。
女性に多い「冷え性」の悩み。体が冷えると太りやすくなるだけでなく、肌質などにも悪影響だとされますよね。
冷えない身体づくりの一環として、「生姜湯(しょうが湯」」はおすすめ。
本ページでは「生姜湯」の効果・効能やアレンジレシピについてご紹介しています。ぜひ生姜湯でポカポカボディを目指しましょう!
生姜湯に期待される効果・効能
生姜には「ジンゲロール」と呼ばれる辛味成分がたっぷり含まれており、これを加熱したり、乾燥させたりするとできるのが「ショウガオール」。
ショウガオールはジンゲロールと似た成分で、血行不良をもたらす物質の働きを抑制することで血行を良くして、身体の冷えを改善する作用が期待されると考えられています。
血流を良くすることの副次的な効能として、免疫力の向上、コレステロール値の低下およびダイエット効果、老化を防ぐ効果まで期待されるんだとか。
古くから漢方薬の一種として扱われていたのも納得の効果ですね。
そんなショウガオールを手軽に取り入れられるのが「生姜湯」というわけです。
生姜湯の作り方(基本編)
生姜湯の作り方はとっても簡単!
お好みのカップ1杯分の熱湯(150ml~200ml)に、すりおろした生姜を小さじ1、はちみつを大さじ1加えて混ぜるだけ!
もちろん、好みに合わせて生姜を増やして辛めにしたり、はちみつを増やして甘くしてもOKです。
レモンの薄い輪切りをのせたり、レモン果汁を少しプラスすれば、はちみつレモン風味の爽やかな味わいを楽しめます。
生姜湯の作り方(アレンジ編)
生姜湯は、生姜が好きな人には美味しいですが、ピリリとした独特の辛みが苦手という方も。
そんな時にはぜひアレンジで楽しんでください!
ミルク生姜湯
手軽でオススメなのは、お湯を1/3~半量程度を温かい牛乳に置き換えるレシピ。
温かい牛乳の優しい甘さが、生姜の辛みを優しく包んで飲みやすくしてくれます。
カルシウムも摂取できるので一石二鳥。このレシピで作る場合、レモン汁を加えると牛乳が固まってしまうので加えないようにしてくださいね。
葛粉・片栗粉でトロトロ生姜湯
葛粉や片栗粉を使うことでとろみをつけるアレンジレシピ。
とろみをつけることで冷めにくくなるため、寒い時期には特に嬉しいレシピだと思います。
小鍋に水、生姜、はちみつ、片栗粉もしくは葛粉を入れたらよく混ぜ合わせ、中火でひと煮立ちさせれば完成。
熱湯を注いで作ろうとすると、ダマになってしまってうまくいきません。
どうしても鍋を使わず時短で作りたい場合は、少量の水を加えて材料をよく溶いてから熱湯を注ぐようにしましょう。
ホットマーマレード生姜湯
ジャムを使って作るアレンジレシピもおすすめです。
マーマーレードジャムを使うことで、手軽に柑橘類の爽やかな風味を楽しむことができます。
このアレンジではジャムに糖分が含まれているので、はちみつは加えなくてもOKです。
レモン果汁を加えた時とはまた違った風味で美味しくお召し上がりいただけます。
甘酒ブレンド生姜湯
甘酒を活用したアレンジレシピ。
甘酒は酒粕、またはお米と米こうじから作られる飲み物で、栄養分が豊富なことで有名です。どちらの製法で作られた場合も栄養豊富で「飲む点滴」と言われるほど。
「酒」とはついていますが、含有するアルコール分は1%未満なので、ソフトドリンクとして扱われることがほとんどです。
作り方は簡単で、市販の甘酒をお鍋で温めて、生姜を加えるだけで完成します。
もともととろみと甘みのある甘酒で作ることで、冷めにくく身体も温めてくれる特製の生姜湯になります。
ただ、微量とはいえアルコールが含まれていますので飲みすぎにはくれぐれもご注意を。
生姜湯ならパウダーもおすすめ!
さて、ここまで生姜湯の良いところをたくさんご紹介してきました。
さっそく今日から生姜湯を試したい!という方も多いのではないでしょうか。
家にある調味料としての生姜チューブを使うのも悪くありませんが、商品によっては添加物も多く含まれます。安価なものだと特に心配。
せっかくなら生姜の成分にもこだわりたいところですよね。
おすすめなのがパウダータイプの生姜。乾燥した生姜パウダーなら長期保管もできるので便利です。
また、添加物が心配、という方には生姜だけをパウダーにした原材料100%生姜のものがおすすめ。
有機栽培&無添加加工の生姜パウダーなら、身体にも優しくて安心です。
ぜひお好みの生姜で生姜湯を楽しんでくださいね。
生姜湯の副作用?飲み過ぎはNG?
ここまでたくさんのメリットを紹介してきた生姜湯ですが、生姜自体に副作用があることも忘れてはいけません。
まず、身体に良いからといっても摂り過ぎはNG。
1日の摂取量は、生の生姜なら10g、成分が凝縮された乾燥生姜なら1~2g程度が目安です。
摂り過ぎると、胸やけの他、胃腸に刺激を与えることで、腹痛やお腹を下してしまう可能性があります。
さらにはアレルギーの原因になることも。もちろん体質や個人差はありますが、一度にたくさん摂取するよりも、毎日継続していくことを目標にしましょう。
生姜に副作用はある?乾燥しょうがを食べ過ぎると危険?生姜湯でポカポカ&高免疫力な身体づくりを
生姜湯の魅力、おわかりいただけたのではないでしょうか。
冬の寒さや冷えに負けないようにするのはもちろん、免疫力を高めて風邪予防にも役立ってくれそうです。
生姜湯で、目指せ冷え知らずの身体!ポカポカ体温が高い体は、代謝も良好でスッキリボディが期待できます。
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