糖質ケアが期待される「桑茶(桑の葉茶)」。
糖質に働きかける特有成分が入っていることはもちろん、カルシウムや食物繊維といった豊富な栄養素がたっぷり含まれている点は、桑茶の大きな魅力です。
そのうえクセのない香ばしい味わいで、小さなお子様からご年配の方まで幅広い年齢層に愛される健康茶として、愛飲者も増えています。
このページでは、人気の「桑茶」にカフェインは含まれている?副作用はないの?妊娠中は飲める?といった気になる疑問について、詳しく解説したいと思います!
桑茶(桑の葉茶)にカフェインは含まれる?
桑茶(桑の葉茶)にはカフェインが含まれていません。
ウーロン茶、紅茶、緑茶にカフェインが含まれることは広く知られていますが、実は玄米茶、番茶、ほうじ茶、抹茶、ジャスミン茶などのお茶にもカフェインが含まれます(商品によって含有量は異なります)。
苦みに関与しているカフェインは、主に覚醒作用や利尿作用があり、気分のリフレッシュや集中力の向上に役立つ成分と言われていますが、過剰に摂取することで不眠や胃痛、吐き気、心拍数増加といった症状が出てしまうことも。
特に妊婦の方は、カフェインの摂取に気を付けていることでしょう。胎児へのカフェインの影響については所説ありますが、新生児の低体重のリスクなども考慮し、カフェインの摂取量を制限している方は大勢いらっしゃいます。
また小さなお子様についても、カフェインの過剰摂取は良くないとされていますよね。
妊娠中・授乳中やお子様でなくとも、最近はカフェインを気にする方が増えています。そういった方も、桑茶であれば安心して量を気にせずお召し上がりいただけることでしょう。
桑茶(桑の葉茶)に副作用はある?ない?
現時点で、桑茶(桑の葉茶)を飲んで副作用が出たといったデータは出ていません。
ただ桑茶には食物繊維が豊富に含まれ、また腸内環境改善をサポートする作用が期待されるため、体質によってはお腹が緩くなる、張っている感じがする、といった症状が出る可能性が。
ですから、心配な方は少量から試してみて、飲む量を調整すると良いでしょう。また薬を服用されている方は、主治医もしくは薬剤師に相談することをおすすめします。
桑茶(桑の葉茶)に含まれる栄養素・成分
ノンカフェインの桑茶には、豊富な栄養素が含まれています。
小腸内で糖質の吸収ブロックに働きかける「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」、食物繊維のほか、ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、鉄分などの栄養素がたっぷり。
牛乳の20倍以上のカルシウム、小松菜の約8倍の鉄、ほうれん草の10倍のビタミンAなど、その含有量の多さにも注目すべきでしょう。
またフラボノイドの一種で、抗酸化作用が期待される話題の成分「Q3MG(ケルセチンマロニルグルコシド)」が含まれる点も、桑茶のメリットのひとつです。
ノンカフェインの桑茶は妊娠中にもおすすめ!
ノンカフェインで、妊娠中の方にもおすすめの桑茶。
妊娠中の急激な体重増加は産科医に指摘されることも少なくありませんし、血糖値が高くなってしまう妊娠糖尿病のリスクもあります。
桑茶を飲めば絶対に安心…などと言い切ることはもちろんできませんが、大切な時期の健康ケアとして、桑茶はおすすめできるのではないでしょうか。
妊娠中の方や小さなお子様だけでなく、カフェインの摂取を控えている方も、ノンカフェインの桑茶なら、毎日ゴクゴクお飲みいただけます。
食前1杯の桑茶習慣で、ぜひ糖質ケア&健康ケアをしてみてくださいね。
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