ここ数年、スーパーフードとして知名度を上げている「菊芋(キクイモ)」。
健康食材として食生活に取り入れる人が増えているものの、スーパーなど店頭に並ぶ機会が少ないので、正直、“馴染み深い野菜”とは言えませんよね。
「なんだか菊芋が良さそうって聞いたけど…どんな味なの?美味しいの?まずくないの?」きっとこんな風に思っている人もいるはずです。
そこで本ページでは、菊芋の味について詳しく紹介。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
●ほんのりとした甘みあり
●生食でも加熱して食べても美味しい
●いろいろな料理に活用しやすい
●入手しにくいのが菊芋のマイナス点
●継続するなら「菊芋茶」がおすすめ
菊芋の味はどんな味?まずい?
ショウガ(生姜)のようなゴツゴツとした形をしている菊芋。
芋類は基本的に加熱してから食べますが、菊芋は生食もOK。生で食べるとサクサクっとしたレンコンのような歯ごたえと、ゴボウのような風味、そしてほんのりとした甘みが感じられます。
もちろん加熱調理も可能で、熱を加えた菊芋は甘みが増し、ホクホクとした食感に。
「味があまりしない」といった声もあるようですが、確かにそれほど特徴がある味とはいえないかもしれません。しかしながら、シンプルな味わいだからこそ、さまざまな料理に活用することができる使い勝手の良さがあります。
ちなみに、いろいろな人に菊芋料理を食べてもらったところ…「まずい」「美味しくない」「苦手」という人はほとんどいませんでした!
菊芋の魅力とは?
「菊芋」と聞くと、どうしても芋の一種と思ってしまいますが、実はキク科の植物で芋類ではありません。上の写真のようにとてもきれいな花が咲きます。
そして、菊芋の約60%は水溶性食物繊維の「イヌリン」。このイヌリンが食事の糖質にアプローチして吸収をブロックしてくれることから、数値が気になる人におすすめの食材とされているわけです。
実はイヌリンは別名「天然のインシュリン」と呼ばれ、糖対策やメタボケアが期待できるとされています。
また菊芋は芋類と違い、デンプンをほとんど含まない点も注目を集めているポイント。さらにミネラルやポリフェノールが含まれている点もメリットです。
菊芋が「まずい」「苦手」な人におすすめの美味しい食べ方
菊芋を食べて「まずい」と言う人はあまり多くありませんが、それでも苦手だという人のために、簡単に作れる美味しい菊芋レシピを紹介します。
糖に働きかける菊芋を、美味しいレシピで楽しんでみてくださいね!
菊芋の素揚げ
一口大に切った(小ぶりなものならそのままでもOK)菊芋に片栗粉をまぶし、165~170℃に熱した油で揚げます。
菊芋に色がついたら取り出し、お好みで塩やハーブソルトで味付けをして完成です。
菊芋の皮が気になるようなら剥いてもOK。またサクっとした食感を楽しむなら、揚げ時間を短めにしてみましょう。
菊芋の炊き込みご飯
米をといで30分間水に浸したら、水を切って炊飯器に入れます。
菊芋とショウガ、熱湯を回しかけた油揚げを千切りに、鶏もも肉は細かく切って、炊飯器へ。そこに醤油・酒・みりんを加えたら、いつも通りの目盛りまで水を入れてご飯を炊きましょう。
炊き上がったら味をみて、必要なら塩を適量加えて味をととのえます。白ごまや大葉、万能ねぎなどをお好みでトッピングしても良いですね。
菊芋の甘味バター炒め
薄切りにした菊芋をバターで炒めたら、味噌と砂糖を加えて味を整えます。
お好みで粗挽きコショウやごまを振ったり、大葉を乗せるのもおすすめ。バターのコクが加わった、おつまみにもピッタリな炒め物です。
菊芋を効率的に摂取するなら「菊芋茶」がおすすめ!
生でも良し、加熱しても良しの菊芋。
味も美味しく、いろいろな料理に使えるのはもちろん、豊富なイヌリンが摂取できるのでぜひ普段の食事に取り入れたいところですが…
ネックになるのが菊芋の入手方法。
スーパーや八百屋の店頭で見かけることはほとんどないので、手に入れるとしたら取り扱いのある数少ないお店を探すか、インターネット通販になります。
しかしそれでは、頻繁に摂るのが難しくなりますよね?
もし糖対策や数値の改善、またスタイルキープなどのために菊芋を検討しているなら、「菊芋茶」をおすすめします。
菊芋茶ならいつでも手軽に菊芋を取り入れることができますし、お湯で煮出したりティーポットで出したりするだけなのでとにかく手軽!
毎日のお茶を菊芋茶に変えるだけで健康維持やスタイルアップが期待できるのですから、試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに菊芋茶、ほんのりとした甘みがあり、飲みやすいので続けやすいと思います!
有機菊芋シリーズ
こんなに良いものとは知りませんでした。なかなかてに入らないのでこの情報はありがたいです。