島根の山間を流れる江の川(ゴウノカワ)の恵みをうけ大事に育てられた桑畑
桑茶の原料である桑の葉。美しい島根の山間を流れる江の川(ゴウノカワ)の恵みをうけ大事に育てられた桑畑をご紹介いたします。肥沃な大地で育った桑の木は大きく栄養たっぷりの桑の葉をたくさんつけてくれます。桜江町桑茶生産組合で栽培している桑畑は約30ha。100m四方の面積が 1 ha(ヘクタール)ですから・・・広いです。
桜江の畑を動画でご紹介
桜江町の桑畑、従業員、加工の様子をご覧いただけます。
12月の剪定~9月の収穫までの畑をご紹介


収穫が終わった桑の木の余分な枝をきれいに剪定し寒い冬を乗り越えられるよう肥料をあげます。四月になるとかわいい新芽が出てきます。この芽がたった数ヶ月で2メートルほどまで成長します。毎年桑の生命力の強さに感動します。


ここは大貫という桑畑。真ん中の低い木が桑茶用。畑の奥に見える高い木は桑の実専用です。なんと桑の実は1年で収穫できるのは10日間ほど。。。葉っぱをとると次の年の桑の実が少なくなるので残りの355日は肥料をあげたり草取りをしたりと大切に育てます。贅沢ですねぇ。5月になるともうこんなに枝が伸びてます。このころの新芽は天ぷらにして食べても美味しいですよ。もちろん有機栽培なのでそのまま食べても安心。
毎年、桑の木が実をつける6月上旬になりますと、全国各地から桑の実摘みツアーに多くの方に参加いただいております。人と車の大きさでどれだけ広かがおわかり頂けるかと思います。写真に写っているこの広さで約2ヘクタール、残り28ヘクタールも管理しています。、、、、あまりにも広大で草取りだけでも、その作業量の多さにぞっとしてしまうほどの広さです。
初夏の桑畑です。雪に覆われていた季節がうそのように、晴れ晴れとした青空がひろがります。このシーズンになってようやく桑の葉の収穫が始まります。山々に囲まれた島根の広大な畑1面に、きれいな緑色が敷き詰めて美しい景色が広がります。桜江町桑茶生産組合では1日に約2000kgの桑の葉を収穫し、自社の有機認定工場まで運んで原料チェックから洗浄、乾燥〜加工を行います。ひとつひとつの作業を丁寧に人間の手で行う事で、安心しておいしい製品をおとどけできるのです。
桑の葉も、他の農作物と同じく鮮度が命!大地の滋養をたっぷり含んだ桑の葉は枝のまま収穫します。枝から葉を収穫し、選別が終わったら順番に工場に運ばれ加工されます。写真をご覧頂くとおわかり頂けると思いますが、人のせたけのはるか高くまで成長した桑を収穫するにはたくさんの手間暇がかかります。畑作りから収穫まで、すべて昔のままの手作業で進められます。これも有機にこだわりお客様に安心してお召し上がり頂くためなのです。
春にはじまる桑の収穫は、暑い夏を経て10月上旬まで続きます。この間、数多くのスタッフが総出で収穫をおこない、毎年100トン~120トンの桑の葉を収穫します。
桑茶や桑青汁、そして桑葉つぶとなってみなさまのお手元にお届けさせて頂いております。どの商品もこの桑畑から、ひとつひとつを心を込めて丹念につくっています。
桜江の桑畑を支えてくれているのがこの江の川。はるか昔から肥沃な土を桜江の桑畑に運んでくれている私たちにとって大事な川です。鮎や手長えび、ツガニなど都会ではなかなか手に入らないぜいたく品も季節の食材として分けてくれます。特にツガニは絶品ですよ!!!これからも桜江の山、川を大事にしいつまでもすばらしい自然を残していく為にも有機栽培にこだわりつづけます。
桑商品の原料「桑の実」の畑。




こちらの写真は有機栽培の桑の実専用樹です。こんなに大きな樹にぎっしり桑の実がなります。どんどん伸びる桑の枝を、1本1本影にならないように日光をしっかり浴びることが出来るように落として管理します。桑の実は毎年6月上旬、10日〜14日間のみ収穫されます。一年のうちほんのわずかの期間しか獲れない桑の実はクセのない甘い風味で高級フルーツとして重宝されています。横にある短い木は「有機桑茶」専用の木です。背丈を短くすることで日光をふんだんに浴びて、一枚一枚の葉に滋養が多くいきわたるよう調整しているのです。同じ桑の木でも、どの商品をつくるかによって、こんなに栽培方法が違うのです。