
桑茶(桑の葉茶)の飲み過ぎによる危険はあるのでしょうか?
健康に良いとされる桑茶ですが、1日に何杯まで飲んでいいのか、その摂取量の目安は気になります。
効果的な飲み方などとあわせてしっかりチェックしていきましょう。
桑茶(桑の葉茶)の1日の摂取量について

桑茶(桑の葉茶)の1日の摂取量については、基本的に上限はありません。
健康サポートが期待されているものの、桑茶はあくまでもお茶・健康茶です。
日常生活でお茶を飲む上限を気にしないのと同様に、桑茶も飲みたくなったときに好きなだけ飲んでもらってOK。
むしろノンカフェインの桑茶は、紅茶や緑茶のようにカフェインを含むものより量を気にせずに飲めるお茶と言えるでしょう。
もちろんだからといって無理にたくさん飲む必要はありませんし、飲み過ぎて体に合わないと感じたら控えることも大切です。
ただ基本的には気軽な水分補給のような感覚で飲んでも問題にはなりません。
桑茶(桑の葉茶)を飲み過ぎるとどうなる?

桑茶を飲み過ぎるとどうなるのでしょうか?
飲む量に上限はありませんが、人によっては飲み過ぎによる影響が現れることもあるでしょう。
まず可能性として考えられるのは、利尿作用や腸内環境正常化の作用によるトイレの頻回や下痢です。
桑茶は利尿作用があり、また食物繊維が豊富ということもありますから、体質によってはお腹がいつもより緩くなってしまうことは十分ありえるでしょう。
また、寝る前に飲み過ぎるとトイレが近くなり夜頻繁に起きてしまうことも考えられます。これはどんな水分でも同じですね。
寝不足の原因にもなりかねませんから、就寝前に桑茶を摂取するなら1杯程度にしておくことをおすすめします。
それでなくても一度に過剰摂取することは胃腸の負担にもなりますから、適量の摂取が望ましいと言えるでしょう。
桑茶(桑の葉茶)の摂取がNGな人について

桑茶はお茶なので基本的にはどなたでも飲んでいただけますが、中には摂取がNG&慎重に摂取したい方もいます。
例えば、薬を服用している方。
薬の作用によっては桑茶とは相性が良くない場合もありますし、体調に何かしらの影響を及ぼすことも考えられます。
何か起きてからでは遅いですから、くれぐれも自分で判断せず、主治医の指示を仰ぐようにしましょう。
また、その他にカリウム制限を受けている方にも桑茶の摂取はおすすめしません。
腎臓病などの方はカリウムを制限するよう言われることもあると思うのですが、桑茶にはカリウムが含まれています。
摂取することにより高カリウム状態になることも考えられますから、こちらも主治医とよく相談して指示を仰ぐようにしてください。
とにかく気になる点は専門家の指示に従うようにしましょう。もちろん飲んでみて不調をきたした場合も、摂取を中止して医療機関に相談すべきです。
桑茶(桑の葉茶)の効果的な飲み方について
桑茶の摂取に関して説明してきましたが、実際飲むときはどのように飲むのが良いのでしょうか?
効果的な飲み方について見ていきましょう。
1日に大量に飲むより毎日少しずつ

桑茶(桑の葉茶)は1日に大量に飲むよりも、毎日少しずつ摂取することをおすすめします。
もちろんお茶ですから好きなだけ飲んでもらって構わないのですが、いくら飲んでも一度に体内で吸収できる栄養素には限りがあります。
体内で蓄えておくことができない分は尿として体外に排出されてしまうことになりますので、一気にたくさん飲めば飲むほど効果が現れるというものではありません。
毎日適量を摂取し、無駄なく栄養素を摂るほうが良さそうです。
1日3回からスタート

まずは1日3回程度、飲み始めてみてはいかがでしょうか。
桑茶には健康的な食生活をサポートしますから、1日3回程度、同じくらいの間隔で飲んでみてください。
食事前の1杯というのは習慣としても非常に取り入れやすいかもしれません。もちろん食事中の飲み物としても桑茶はおすすめです。
3ヶ月~半年は飲んでみる

桑茶は一度飲むだけで劇的に体感できるというものではありません。
日々の健康サポートを目的とするなら、継続することが大切になってきます。
期間としては、ひとまず3ヶ月~半年ほど続けていただき、その上で効果を判断していただくと良いでしょう。
もしかすると長いと感じるかもしれませんが、お茶というのは比較的日常に取り入れやすいもの。
一度習慣付けてしまえば3ヶ月くらいはあっという間だと思いますので、まずは1日1杯でもいいので始めてみてください。
実際、長く続けているうちに数値に実感が…というお客様も少なくありません。長い方だと10年、20年…とご愛飲されている方も大勢いらっしゃいます。
まとめ
桑茶に1日の摂取量の上限などは特にありません。
ただし飲みすぎるとトイレの頻度が増えるなど少なからず影響が出る人もいますから、心配な場合は様子を見つつ少量の摂取から始めてみましょう。
また、持病などで薬を処方してもらっている方は桑茶を飲んでも良いか主治医とよく相談してください。
健康のために飲むもので、よくない影響があっては本末転倒ですからね。
自分にあった形で、桑茶を生活のなかに取り入れてみてください。
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